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フィラリア検査と予防診療

投稿日時:
更新日時:
フィラリア検査を受けるチワワ
  • 診療:フィラリア症(犬糸状虫症)の検査と予防
  • 犬種:チワワ
  • 性別:避妊済みメス
  • 年齢:9歳

4月末(その年の蚊の飛び始め)から11月末(蚊がいなくなってから1か月後)まで必ずと言っていいほどすすめしているフィラリア予防ですが、今回は少し遅めですがチワワのキャロちゃんのフィラリア(犬糸状虫症)検査と予防についてご紹介します。

フィラリアは放置すれば死に至る恐れのある生命に関わる重要な病気です。
予防で防げる病気なので必ず予防していきましょう。

フィラリア症について詳しくはこちらをご覧ください。
・犬猫のフィラリア予防について
https://yamanobe-dcc.com/case/filariasis-prevention/

フィラリア予防と検査の流れ

触診されるチワワ

触診

触診では、獣医師が手で動物の体を触って、異常や腫れ、痛みなどないか等を確認すると同時に筋肉の状態や体重、体格なども確認していきます。
触診によって、体温の異常・腫れや炎症・腫瘍の存在・骨折など、さまざまな病気や疾患の兆候を発見することができます。

診察台が体重計にもなっているので体重も計ります。
このチワワは3.5kgでほんの少し重めだったので、もう少し体重を落とす事をおすすめしました。

採血される犬のチワワ

採血

愛玩動物看護士にサポートされて獣医師が採血し成虫抗原検査用の血液サンプルを採取します。

今回は犬フィラリ成虫抗原検査用の採血ですが、ついでに血液検査をして犬猫の健康状態を知りたいかたにはオプションで健康状態を把握するための血液検査もご用意しております。

犬フィラリア成虫抗原検査の結果をお知らせ

血液サンプルをフィラリア確認検査キットを使用して、フィラリアに感染しているかどうかを判定します。今回の検査キットは1本線は陰性、2本線だと陽性となります。

検査結果は陰性でした!
毎年フィラリア予防薬でしっかり予防されてるチワワだったので、今年も感染はありませんでした。

フィラリア検査結果と今後の予防

今回は陰性だったため、11月末までの予防薬の処方で診察終了となりました。

フィラリア症に感染しないためにも定期検診と毎年の予防を忘れないようにしてください。
当院では4月末から11月末まで(蚊が出始める時期から蚊がいなくなった1か月後が目安)予防薬を飲ませてあげればフィラリア症からワンちゃんを守る事が出来ます。

お家の近くで蚊を見つけたら、お早めの予防をおすすめします。

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